阿波学会研究紀要 |
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第三回郷土研究発表会 | |
阿部の行商史 | 阿波郷土会 若槻 克巳 阿波史研究会 沖野舜二・吉見哲夫・川田豊彦 |
〔研究テーマ〕
阿部の行商史
〔研究者と所属〕 若槻 克巳 阿波郷土会 沖野舜二・吉見哲夫・川田豊彦 阿波史研究会 〔発表者〕 吉見 哲夫 〔要 旨〕 藩政末期から昭和初年にかけて阿部の生活を支える決定的な手段であった「いたゞき」行商について、その発生、展開、終焉を調査したが、発表時間に制限があるため、つぎの部分に局限したい。 一、行商と村民の生活 a.地域社会との結合――春ざいご 秋ざいご 宮内神社の産土祭 b.行商による村民経済の内容 二、行商の史的意義 a.交通の発達により見た歴史的意義 b.経済史的意義 c.民族学上の意義 d.その他 三、阿部の海村経済と将来 a.経済の現状 b.人口と経済の関係 c.将来における阿部経済のあり方 |